本のジャンル分けって必要なの?その重要性と本のジャンル8つ

読書

読書ミュージアム館長の秋月春花です♪♪

図書館や書店に行った時、なぜジャンルごとに棚が分かれているのか気になったことはありませんか?

無造作に本が積まれていて、本を探そうにもなかなか見つけ出せない・・・本を扱う場所でそういった経験をされた方は、あまりいらっしゃらないかと思います。

一口に「本」と言っても、小説、自伝、エッセイ、旅行、ビジネス、医療、教育・・・数え上げればキリがありません。

漫画はフロアが分かれていたりすることも多いですが、これも立派な「本」の一種です。

ではなぜ、本にはこのように多くのジャンルが存在しているのでしょうか。

また、なぜジャンル分けが重要なのでしょうか。

そこで今日は、

・本のジャンル分けの必要性と重要性
・実際の本のジャンルにはどんなものがあるのか

この2点について書いていきます。

本のジャンル分けは必要か、どうして重要なのか

まず思い浮かぶ疑問としては、本のジャンル分けは本当に必要なのかということです。

考えてみてください。

あなたが図書館や書店に行って目当ての本を探したい時に、いろんな本がざっくばらんに並べられていたら・・・?

大型書店だったりするとただでさえ探すのが大変なのに、ジャンル分けもされてないとなると、その中から目当ての本を見つけ出すのは至難の業ですよね(^^;

しかし、ジャンル分けがされていれば、ある程度見当をつけることができるので、この「ジャンル分け」という作業は図書館や書店にとっては欠かせないものであると言えます。

本のジャンル分けが重要な理由は、ここにあります。

実際の本のジャンル

では、本のジャンルといっても、実際にはどのようなものがあるのでしょうか。

私なりに大まかに整理したものを8つ挙げてみます。

文学・文芸

「文学・文芸」には、主に小説、エッセイ、評論・文学研究、自伝、ライトノベル、ノンフィクションなど、いわゆる「読み物」と呼ばれているものが該当します。

詩歌や古典なども含めても良いでしょう。

小説については、恋愛モノから推理モノ、歴史・時代モノ、SF・ホラー、ファンタジーなど、さらに細分化されます。

私の大好きなファンタジー小説、『ハリー・ポッター』シリーズもここです(笑)

図書館や書店で人が立ち寄る頻度がもっとも高いジャンルではないでしょうか。

ビジネス

「ビジネス」は、仕事に関するノウハウやコミュニケーション方法、経済や経営、金融などについて書かれたものが該当するかと思います。

「ビジネスで成功するための秘訣」だったり、「年収○○円稼げるようになる方法」といったような本は、よく売れていますね。

経営者や企業の軌跡を追った本、企業とそこで働く従業員たちの働く姿にスポットを当てて書かれたものなどもあります。

簿記検定や秘書検定など、仕事で使うような資格関連の本についても、ここに含めて良いでしょう。

私たちの生活と仕事は切っても切り離せない関係なだけに、このジャンルに興味のある方も多いのではないでしょうか。

趣味・実用

「趣味・実用」は、私たちの暮らしに密着したものや趣味に関する本がこのジャンルに含まれます。

料理を例に挙げるなら、初心者でも簡単に作れるレシピ本や、お弁当・お菓子作りの本、各国料理のレシピ本などがあります。

ガーデニングが趣味の方なら、美しい庭づくりやガーデニングのためのお役立ちグッズが紹介された本などはとても参考になるでしょう。

鉄道、旅行、占い、カメラ・写真、ゲーム・パズルなど、他にも様々な趣味に関連する本がひしめきあっています。

ペン字や書道、塗り絵など、直接書き込んだりすることでスキルアップしていくような本もありますので、これらも立派な「実用書」と言えます。

専門書

「専門書」は読んで字のごとく特定の分野に特化しており、非常に高度な内容になっています。

医学や科学などは、その代表ですね。

この二つは、私は勝手に「理系モノ」と名付けています(笑)

他、芸術や学術、教育など、その道に携わっている方にとっては必須なのがこのジャンルと言えます。

ビジネス書や実用書は初心者の方でも分かるように書かれているものが多いので、もう少し内容を掘り下げて学びたいという場合にも、専門書は大活躍してくれるでしょう。

学習参考書

「学習参考書」は「学参」と略して呼ばれていることが多いので、こちらの呼び名の方が馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。

小学校から高校までの学習参考書、大学受験のための参考書(赤本など)が含まれます。

最近だと、東大に合格した人の勉強方法だったり、大学に現役で受かるための必勝法について書かれた本などもたくさん出版されていますね。

TV番組などで現役大学生が活躍している姿を目にすることも多くなり、「学び」に対して考え方が変わったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

絵本・児童書

「絵本・児童書」は一般的には子どものための本とされていますが、大人が読んでも十分に楽しめるのがこのジャンルの最大の魅力です。

文字が大きめだったり、ページ数が少ないものもたくさんありますので、読書初心者の方にも入りやすいジャンルかもしれません。

コミックス

「コミックス」は、いわゆる「漫画」と呼ばれるものです。

このジャンルだけフロアが独立しているという書店は多いですね。

漫画喫茶が日本全国にあることを考えても、それだけ日本の漫画文化がスゴいということなんでしょう。

ここで誤解のないように言っておくと、当ブログは読書ブログで私自身も読書大好き人間ではありますが、漫画を否定しているわけではありません。

むしろ漫画やアニメも大好きなので、そこは安心してくださいね(笑)

雑誌・ムック

「雑誌・ムック」と一口に言っても、その内容は美容、ホビー、パズル、語学など、実に様々なものがあります。

写真やカラーページを使って構成されており、多くは定期的に出版されるため、トレンドや最新情報をチェックするのに重要な役割を持っています。

付録つきのものも多く、付録目当てで購入する人も多いようです。

私もその一人です(笑)

まとめ

本のジャンル分けの必要性と重要性、そして実際のジャンルについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

図書館や書店に行ったとき、棚がジャンル分けされていれば目当ての本を探しやすくなるので便利ですよね。

きちんと整理された棚は見ていても美しいですし、その棚から本を手に取ってしまいたくなるかもしれません。

ジャンルについては、ここに挙げた8つを見てもわかるように、一つのジャンルの中でもさらにいろんな分野に分かれています。

そういう意味では、本を一つのジャンルだけで括ることは実はものすごく難しいんですよね・・・。

たとえば、資格の本はビジネス書でもあるし実用書でもあるし、学習参考書とも言うこともできるし・・・。

どうやって分けようかなぁと考えるだけでも、今回の記事は大変でした(笑)

実際の図書館や書店ではもっと細かく分けられているはずですので、行く機会がある方はぜひ注意して見てみてください(^^)

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

 

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