読書嫌いは治せる!?読書が嫌いになる人の理由とその克服方法4選

読書

読書ミュージアム館長の秋月春花です♪

あなたの周りで、読書が嫌いという方はどのくらいいるでしょうか。

その方がなぜ読書嫌いになってしまったのか、原因はご存知ですか。

私の周囲にも、読書は眠くなるだけだから苦手、という友人がいます。

かつての私自身も、読書に対するアレルギーがありました。

しかし、ある出来事をきっかけに読書の楽しさを知るようになってからは、どんどんその魅力に取りつかれていき、今や本のない生活は考えられなくなっています。

詳しくはプロフィール記事をご覧ください♪

では、なぜ人は読書嫌いになってしまうのでしょうか。

また、それを克服する方法は存在するのでしょうか。

そこで今回は、

・読書が嫌いになる人の理由
・読書嫌いを克服する方法

この2点について書いていきます。

読書が嫌いになる人の理由

読書嫌いになってしまう理由はいくつかありますが、その中でも特に多いと思われるものを私なりに4つ考えてみました。

「本は難しいもの」と思い込んでいる

まず挙げられるのが、「本は難しいもの」と思い込んでいることでしょうか。

本と聞くと、国語の教科書で習うような川端康成や森鴎外、中島敦といったような純文学を思い浮かべる方が多いと思います。

そしてこういった方々によって書かれたものは、確かに難しいです・・・。

子どもたちからしてみれば、活字のみの小説よりも、絵柄もあってクラスメートとも盛り上がりやすい漫画の方が好きというのが本音ではないでしょうか。

また、本の中には今まで自分が見たことのないような漢字や言い回しが出現することもあり、これが「難しい」と感じてしまう一因でもあるでしょう。

このような要因が重なることで活字アレルギーになり、本は難しいものイコール読書嫌いにつながってしまうと考えられます。

最初から最後まで読まなければならないと思っている

「一冊の本を最初から最後まで通して読まなければならない」と思い込んでいる方もとても多いですね。

一度読み始めた本を最後まで読まなければならないという法律はないのですが(笑)、物事を中途半端にしたくないという性格の方に特にこの傾向が強いのではないかと。

たとえば、面白そうなタイトルの本だから買ってみたけど、実際は思っていたのと違っていて読む気を失くした、という経験は誰しもあると思います。

そんな場合に、「お金がもったいないから最後まで読まなければ」ともはや義務感で読んでいたりすると、読書がだんだん苦痛になった挙げ句、「嫌い」になってしまうのではないでしょうか。

読んでいるうちに眠くなってしまう

読んでいても実はそんなに面白くない内容だったりすると、眠くなってきてしまうことが多いかもしれません。

文面を追うという行為自体どうしても単調になってしまうので、変化の無い時間が続くと読んでいるうちにいつの間にかまぶたが下がってきてしまうんですよね・・・。

それがあまりにも積み重なると「読書すると眠くなる」ということを身体が覚えてしまい、本を読んでもつまらないイコール読書嫌いにつながってしまうのではないかと思います。

しかし、正直に言うと、私も読書中に眠くなることはよくあります(笑)

感想文を書くために読まされていた

学校に通っていた頃、「読書感想文を書きなさい」という宿題が出されたことは一度や二度ではないでしょう。

本当は遊びに行きたいのに、読書感想文を書くためだけに本を読まされ、おまけに感想文まで書かされる・・・。

子どもたちの多くは、こんな心境だったろうと思います。

こうしてだんだん意識の中に「本は読まされるもの」、「読書とは感想文を書かされるためのもの」というネガティブな刷り込みができてしまい、読書嫌いになってしまうケースです。

読書感想文が上手に書けている生徒がいたりすると、クラスメートの前で発表されたりもしますよね。

それが余計にプレッシャーになり、ますます読書嫌いに拍車がかかってしまうのではないかと考えられます。

読書嫌いを克服するための方法

では、そんな読書嫌いを克服する方法はあるのでしょうか。

答えは、あります。

ここからは、読書嫌いを克服するための方法について見ていきます。

やさしい本から挑戦してみる

中には、「何百ページもある本をそもそも読める自信がない」という方もいらっしゃるかと思います。

しかし、すべての本が分厚いわけではないです。

本というものは世の中に溢れかえっていますので、100ページ程度の手軽に読めるものや、大きめの文字で書かれているものもたくさん出版されています。

また、小説を読むだけが読書ではありません。

たとえば旅行が好きなら旅行記、食べることが好きなら食べ歩き日記など、自分の興味のあるものから手に取ってみると良いでしょう。

文学に挑戦したい場合は、いきなり純文学だとやはり躊躇するかと思いますので、まずは児童向けの物語から挑戦してみるのがオススメです。

児童書は難しい漢字にもルビが振ってあるし、ストーリーも非常にわかりやすいものが多いので、初心者にはピッタリかと。

ここで注意すべきは、児童向けだからと言ってバカにしてはいけません。

児童文学には、「これ本当に子ども向け?」と感じるほど深く考えさせられる物語が多いので、大人こそ読むべきものであると私は思っています。

最後まで読み切ろうと思わない

読み始めて面白くなければ、そこでやめてしまってもかまいません。

実は私自身も、一度読み始めた本は最後まで読破すべきと思い込んでいた時期があります。

途中で投げ出すのは、自分のプライドが許さなかったのです(笑)

しかし、実際中身を見てみるとまるで内容が頭に入ってこないことがあって、そうなると急激にその本に対する興味が失せてしまって、それ以上読むのが苦痛になるんですね。

そして眠くなります(笑)

こうなったらもう読んでいても仕方がないので、キッパリとそこでやめたほうが良いと気付きました。

その本はどうするかというと、後日また気が向いた時に読めば良いのです。

人の興味や関心事は常に変化していくものですし、次に手に取った時には興味を持って読むことができるかもしれません。

眠くなってしまったら素直にいったん寝る

読書中、コーヒーを飲んでみても、ちょっとストレッチしてみても、とにかく何をどうやっても眠気が襲ってくることはあると思います。

そんな時は無理して読もうとせず、とりあえず15分くらい仮眠するのが良いでしょう。

眠気に耐えてまで必死で読み続ければならない理由が特段なければ、そうした方が賢明です。

眠気で頭がカクッとなった状態で読書を続けようとしてもやはり内容も入ってこないし、そのまま本が手から滑り落ちて足の指に直撃、なんてことにもなりかねませんので(笑)

本は「読まされるもの」ではなく「読むもの」と意識する

宿題で読書感想文を書かされた経験によってできた「本は読まされるもの」という刷り込みは、なかなか簡単には消すことができません。

そしていったん嫌いになってしまったものを好きになることはとても難しく、また非常に時間のかかることでもあります。

しかし、本は「読まされるもの」ではなく、自分の意思で「読むもの」です。

読書嫌いなあなたに、もしも「本を読んでみよう」と思う瞬間が訪れたならば、ほんの少しでもかまいません、恥ずかしがらずに興味のある本のページをめくってみてください。

きっと読書の楽しさ素晴らしさを知ることができるでしょう。

まとめ

読書が嫌いになる人の理由とその克服方法について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

読書に対して「難しい」、「最後まで読破すべきもの」、「眠くなる」、「読まされるもの」といったネガティブなイメージがあると、読書嫌いになってしまうのも無理はないのかもしれませんね・・・。

しかし、世の中には難しい本ばかりが存在するわけではないし、一度手に取った本を最後まで完璧に読まなければならないルールもありません。

自分が読みやすいと思う本を選んでいいし、面白くない本は途中でやめてもいいのです。

眠かったら寝てもいいんです(笑)

あまり難しく考えず、まずは自分が興味のあるものからでかまわないので、少しでも「読んでみたいな」と思う一冊があれば、手に取るところから始めてみてはいかがでしょうか。

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

 

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