図書館に行こう!図書館の利用・活用の仕方とメリット・デメリット

図書館

読書ミュージアム館長の秋月春花です♪

あなたの町には、どんな図書館がありますか?

図書館は本を無料で借りることができるので、本が大好きな人はもちろん、本にまだ触れたことがない人にとっても、新たな世界を開いていくきっかけになります。

そこで今日は、

・図書館の利用方法
・図書館を有効活用してみよう!
・図書館のメリットとデメリット

この3点について書いていきます。

図書館の利用方法

図書館を利用するには、利用登録をする必要があります。

自分が住んでいる町に図書館があれば、その図書館で利用登録ができます。

自分の町に図書館がない場合でも、近隣のいくつかの市区町村を含めて貸し出しを行っている図書館もありますので、自分の住所が含まれているか確認してみましょう。

通勤・通学でのみその町に通っている場合でも利用登録してくれる図書館もあります。

利用登録が済んだら、あとは自由に借りることができます♪♪

図書館によっては、貴重な文献については閲覧のみ可能という場合もありますので注意してください。

利用登録の方法については図書館によって異なるので、ご自身で確認してくださいね♪

図書館を有効活用してみよう!

図書館と聞けば、「本を借りることができる施設」をイメージするのが一般的です。

「図書」という名が示している通り、図書館は本の貸し出しをメイン業務としています。

しかし、図書館には本を借りるだけではなく、他にも様々な活用方法があるのをご存知でしょうか。

そこで、図書館で本を借りる以外にできることについて考えてみました。

勉強に集中できる

図書館には、自習室が設置されているところもあります。

館内の静寂はもちろんのこと、本や資料が充実しているので、勉強に集中するには最適の環境と言えます。

集中力が途切れたら、自分が勉強しているのとは関係のないジャンルの本を探して気分転換してみるのも良いですね。

・・・しかし、残念なことに、昨今では利用者側のマナー・モラルの問題もあり、図書館での勉強を禁止しているところもあるようです。

飲食、おしゃべり、持ち込み資料のみでの勉強、ヘッドフォンからの音漏れなどにより、周囲に迷惑をかけることになります。

自習室を利用するにあたって守るべきルールはきちんと守りましょう。

定期的なイベントの開催

定期的にイベントが開催される図書館もたくさんあります。

イベントの内容は図書館によって異なるので一概には言えませんが、主なものを挙げるとするならば、おはなし会や、手作り教室、映画鑑賞会、展示などでしょうか。

大人も子どもも一緒に楽しむことができるのが特徴です。

こうしたイベントは子どもの想像力や自立心を育てるだけでなく、地域の方々との交流がより深まるなど、様々な面で大きなメリットがあります。

イベントの参加費については、図書館によって異なります。

無料のものもあれば有料のものもあるので、もしイベントに参加されたい方は事前に図書館のホームページを必ず確認してくださいね。

図書館のメリットとデメリット

ここからは、メリット・デメリットという視点から図書館を見ていきます。

図書館のメリット

まずは図書館のメリットから。

無料で借りることができる

図書館を利用する最大のメリットは、やはり何と言っても「無料で借りることができる」、これに尽きるでしょう。

普通に購入すれば何千円もするような書籍でも、図書館ならば無料で借りることができるので、お金の節約になります。

返却するため家の中に場所を作る必要もありませんし、部屋に本を置くスペースがないときにも図書館は大活躍してくれます。

また、多くの図書館は貸出期限を2週間と定めていますが、期限内に読了できなくても延長申請をすれば借りられる場合が多いです。

様々なジャンルの本に出会うことができる

図書館には様々なジャンルの本が陳列されています。

手軽に読める文庫サイズから、ちょっと難しそうな文芸書、書店ではもはや手に入らないような文学全集など、貴重なものまで勢揃いしています。

普段自分が読まないようなジャンルの本でも、「無料」で読めるのならちょっと借りてみようかなという気持ちになりますよね(笑)

新たなジャンルの本を読むことでどんどん自分の興味の幅が広がり、知識をつけていくことができます。

その意味では、図書館は自分にとって良き先生にもなってくれるのです。

本以外にも借りることができる

図書館によっては、本以外のものも借りることができる場合があります。

CDやDVDなどの視聴覚資料、雑誌のバックナンバーなどです。

視聴覚資料は通常の本より貸出期限が短めに設定されていることも多いので、返却期限を間違えないように気をつけましょう。

雑誌は買い損ねてしまったバックナンバーなども借りることができるので、雑誌愛好者にとっては非常に嬉しいですね(^^)

図書館のデメリット

では、次に図書館のデメリットについて見てみましょう。

一生かかっても読みきることができない

これは読書好きにとってはどちらかというと嬉しい悲鳴なのですが(笑)、図書館は一生かかっても読みきれないほどの膨大な量の本が置いてあります。

たとえ1日1冊ペースで読んだとしても1年で365冊・・・図書館に収められている何十万~何百万冊という蔵書量を考えたら、全部読みきるには途方も無い時間と労力が必要ですよね。

めまぐるしい現代の生活では1日1冊ペースでの読書はそもそも現実的に難しいですし、図書館の本をすべて読み切るというのは、それこそ自分の一生をかけての目標になりそうです。

貸出期限が決められている

図書館がどうも苦手だという人の話を聞いていると、貸出期限が決まっていると時間に追われているように感じる、という意見があります。

逆に、期限が決まっているからこそきちんと目的意識を持って読むことができるという人もいますし、こればかりは本当に考え方次第ですよね・・・。

私の場合は期限が決まっているとその間に読もうという気持ちになるので、普段読まないものも読むようになりました。

いついつまでに絶対にその本を読まなければいけない特別な理由がない限り、好きな本を借りて良いのが図書館なので、「時間に追われている」とあまり堅苦しく考えなくても良いのではないかと個人的には思っています。

あと、借りたものは返す。

これは図書館の利用者としてと言う以前に、人として当たり前のことですよね。

人として当たり前のことなのに、それが守れていない人のなんと多いことか・・・。

厳しい言い方になりますが、借りたものを返すのが面倒だと思っている人には、図書館を利用する資格は無いと断言しておきます。

まとめ

図書館の利用・活用の仕方とメリット・デメリットについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

活字離れがどんどん進む現代にあって、図書館に携わる方々もあの手この手を尽くして図書館の魅力を伝えていこうと努力されています。

カフェが併設された図書館、イベントの開催、様々な事業への支援などは、その最たるものでしょう。

また、大学の図書館を一般向けに開放しているところもあるので、興味のある方は大学生になった気持ちで行ってみるのも楽しいかもしれません(笑)

大学の図書館なんて、ものすごく憧れますよね。

この数年の大きな変化と言えば、コロナ禍により休館を余儀なくされている図書館が増えたことでしょうか。

私はいくつか図書館を掛け持ちしているのですが、私の住む町の隣町の図書館は昨年から長期休館になり、寂しい限りです・・・。

本は私たちが人間性豊かに生きていくために欠かせないものですし、あなたがもし図書館を利用できる環境にあるのなら、積極的に利用していってほしいです。

それに、図書館は公共施設ですから、私たちの税金でまかなわれています。

税金で自分の、あるいは誰かの人間性を磨いているんだと考えたら、「税金が無駄遣いされている!」という気持ちも少しは前向きなものになるのではないでしょうか。

最後に、本文中でも何度も記載していることですが、改めてのお願いです。

当記事にてご紹介した図書館の利用方法・活用方法についてはあくまでもほんの一例であり図書館によって異なりますので、実際に図書館を利用される場合は、ご自身の町の図書館に必ずご確認ください。

また、図書館は公共施設です。

利用する際には決められたルールをきちんと守り、みんなが気持ちよく利用できるように努めましょうね(^^)

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

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