「朝に強い」習慣を手に入れよう!鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』

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読書ミュージアム館長の秋月春花です♪

本日は、「朝に強い」習慣を手に入れるための鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』についてレビューしていきます。

鴨下一郎『「朝に弱い」が治る本』(PHP研究所)

『「朝に弱い」が治る本』がどういった内容なのか、実際に読んだ感想など、ありのままに綴っていきますね♪

販売業者大日本印刷株式会社
運営責任者田宮 幸彦
所在地〒141-8001 東京都品川区西五反田3-5-20
電話番号0120-29-1815

 

鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』の値段と目次および概要

鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』はPHP研究所より出版されており、値段は税込482円です(※販売は文庫版のみ)

本の目次については、下記の通り。

プロローグ「朝に弱い」は病気ですか?
第1章 「朝に弱い」は人生につまずく
第2章 「朝に弱い」が治らない理由
第3章 「朝に弱い」がストレスを生む
第4章 「ぐっすり眠る」のメカニズム
第5章 「朝に強い」から、こんなにトクをする
第6章 「快適な眠り」を妨げるもの
第7章 「朝に弱い」を治す方法

章ごとにさらに細かく項目分けされています。

概要について簡単に述べると、「朝に弱い」を治し「朝に強い」習慣を身に付けるための自己啓発本、といったところでしょうか。

『「朝に弱い」が治る本』の著者は鴨下一郎(かもしたいちろう)

『「朝に弱い」が治る本』の著者は、1949年東京都生まれの心療内科医・医学博士、鴨下一郎(かもしたいちろう)。

敬称は略させていただきますね。

経歴について簡単に書くと、都立足立高校を卒業後、日本大学医学部医学科へ進学。

その後、日本大学大学院医学研究科博士課程を修了し、医学博士の学位を取得しました。

ストレス社会の到来に備えて、31歳の時に心療内科医として日比谷国際クリニックを開設、ストレス治療の先駆者的存在として知られています。

人間関係におけるストレスを癒すのみならず、生活改善指導や、ものの見方・考え方をアドバイスすることにより、ストレスに負けない体質づくりに大きく貢献しました。

また、医療現場にてサラリーマンやOLの心の病気の診療にもあたっています。

本作の他、『「なぜか人を安心させる人」の共通点』、『人と会うのが嫌になったら読む本』、『気持ちのドロドロがサラサラになる本』などの著作があります。

鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』の内容

では、そんな鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』とは一体どのような内容なのでしょうか。

章ごとに簡単にまとめてみました。

プロローグ「朝に弱い」は病気ですか?

朝パッと目覚めることができない、朝に弱くて午前中は調子が悪いという若者が増えている現代、朝起きられない原因は夜快適に眠れていないことにある――。

便利な社会になればなるほど生活リズムが狂い、生活や労働スタイルが変化したことによって現代人は大きなストレスに晒されることになりました。

そしてこのことが良質な睡眠を妨げる原因になっているとのこと。

眠れないことを理由に心療内科を訪れる人も増えているんだとか。

本作では心地よく眠り、気持ち良く目覚めるための方法について解説していくことが述べられています。

第1章 「朝に弱い」は人生につまずく

この章では、「朝に弱い」本当の原因を探っていきます。

自分が好きなことややりたいことのためには、多少の睡眠不足でもきちんと起きられるはず。

それなのに、ただ仕事のために起きたり、仕方なく起きている人は、人生に楽しみが無いからでは?と著者は書いています。

家族に何度起こしてもらっても起きない子どもたち・・・これがずっと続くと、やがて「させられる人生」に通じるとのこと。

また、「朝に弱い」ことは自分の健康や人生にも大きく関わってくることであり、このことに気付くことができれば、自然と朝起きられるようになるとも述べられています。

第2章 「朝に弱い」が治らない理由

この章では、「朝に弱い」が治らない理由を3つの視点から解説。

不規則な生活は朝と夜のリズムを壊し、体内時計のリズムを壊します。

また、何をするにも無気力な若者が増えており、これが起きる意欲を削いでいる・・・。

「起きなければならない」理由よりも「もっと寝ていたい」気持ちのほうが勝ってしまう――それは欲望に打ち勝つことのできない「自我の弱さ」にあるとのこと。

しかし、努力だけではどうにもならない眠りの障害も増えており、こうした場合にはきちんとした治療を受けるべきであると述べられています。

第3章 「朝に弱い」がストレスを生む

この章では、「朝に弱い」ことによって生み出される様々なストレスについて解説。

「朝に弱い」と仕事や日常生活でイライラすることが多くなったり、健康面でも悪影響を与えるなど、かえってストレスが増えると言います。

「朝に弱い」と、どれほど人生を損することになるのか。

ある日、起きてから鏡で自分の顔を見て愕然とした・・・そういった実体験をもとに、朝きちんと起きることの重要性が述べられています。

これは働く時間が自由な人こそ陥りがちな落とし穴であり、フリーランスという働き方が必ずしもストレスフリーとは言えないことに注意を呼びかけていると言えるでしょう。

第4章 「ぐっすり眠る」のメカニズム

この章では、睡眠のメカニズムについて解説。

レム睡眠、ノンレム睡眠といった、よく知られている睡眠用語の解説に始まり、なぜ睡眠が重要なのかが書かれています。

理想的な睡眠についても述べられています。

○時間眠れば良いというように、睡眠時間さえとれれば良いという風潮もありますが、実際には睡眠の質も重要とのこと。

また、つい貪ってしまいがちな惰眠や二度寝についても、なぜ良くないのかが書かれています。

第5章 「朝に強い」から、こんなにトクをする

「朝に強い」ことで得られるメリットについて解説。

人の身体は朝起きて夜眠るようにできています。

特に現代の日本社会では、夜眠らなかったとしても日中に起きていなければならないことも多く、結果的に夜きちんと眠ったほうが体調を整えやすいと言います。

また、朝の時間が非常に有効な時間になると述べられています――朝いつもより一時間早く起きるだけで、夜の何時間分にも匹敵する価値があるのだと。

この時間を有効活用することで大きな財産になり、一日をスムーズに動くことがきるようになるのです。

第6章 「快適な眠り」を妨げるもの

この章では、「快適な眠り」を妨げる要因について解説。

その最たるものはアルコールであり、過度な飲酒はかえって眠りに不適切であると言います。

また、よく知られていることですが、眠る直前に頭を興奮させてしまうことやカフェインについても注意を促しています。

睡眠導入剤についてはメリットとデメリットの両面があり、根本的な解決方法にはならないとのこと。

朝起きられないこととストレスが密接な関係にあることも述べられています。

第7章 「朝に弱い」を治す方法

では、結局のところ「朝に弱い」はどうやって治すのか――この章では、具体的な方法について解説。

本作によると、起床時間よりも就寝時間を決めること、眠る空間や環境の整備、自分なりの「入眠儀式」を決めるのが良いとのこと。

朝のシャワーや朝食をきちんと食べるなど、ちょっとした工夫をすることで快適な目覚めを得ることができます。

また、仕事の無い日もきちんと時間を決めて起きること、自分に合った睡眠時間を見つけること。

自分で睡眠をコントロールしていくことで「めりはり」をつけ、楽しい人生を歩んでいけると述べられています。

鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』を読んだ感想

ここからは、鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』を読んだ感想について書きますね。

朝・・・私も朝は本当にニガテで、ついつい二度寝三度寝してしまいます(苦笑)

以前は昼まで寝てしまうこともあり、そんな日にはもう一日じゅう自己嫌悪に陥ってしまって、「もうどうにでもなれ!」とヤケ酒に浸ることもしばしば(^^;

そんな自分を変えたくて本作を購入してみたものの、「朝に弱い」は「自我の弱さ」であるとズバリ書かれており、これにはさすがにヘコみました・・・。

いや、まぁ確かに意思が弱いと言われてしまえば、まったくその通りなんだけれども(^^;

朝起きた方がいいというのは私も重々承知していますし、二度寝はかえって良くないとか、頭では理解しています。

理解はしてるんです・・・でも、なかなかできないから悩んでいるんです(^^;

意思が弱いと分かってはいるけど、そんなにもバッサリ言われてしまうとなんだか自分という人間そのものを否定されたような気がして、ちょっと悲しくなりました。

他にも、本作に書かれている内容は耳に痛いことばかりで、思わず反発したくなるようなことも書かれています。

しかしながら共感できることもたくさんあって、「朝の一時間は、夜の何時間分にも匹敵する」というのは本当にその通りだなと実感することがあり、朝の時間の大切さを噛みしめています。

・・・あれ?秋月春花はさっき朝がニガテだって書いてなかったっけ?

その通り私は朝がニガテなのですが、フリーランスの端くれとして生活するようになった今、朝起きる努力をまったくしていないわけではありません。

フリーランスだからこそ生活が乱れるのはわかりきっていたので、せめて10時までには起きようとか、明日は絶対今日よりあと30分早く起きるとか、無理のないところから始めてみました。

夫は朝が得意なので夫にも協力してもらいながら朝型の生活を維持し、今では朝7時には起きることができています。

そうなると夜ベッドに入るのも必然的に早くなり、夜やろうと思っていたことを朝に回すことで、とても価値的な時間に変えることができました!

未だについつい二度寝三度寝してしまうことはありますが、それでも以前の私からすると考えられない進歩ですよね(笑)

「朝に弱い」ことで悩んでいる方は私以外にもたくさんいらっしゃることかと思います。

本作を読んで落ち込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは自分に無理のない範囲で実行に移すことから始めてみてはいかがでしょうか。

鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』の口コミ

本の販売サイトに鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』に関する口コミが載っていましたので、良い口コミと悪い口コミについて私なりにまとめてみました。

詳しい口コミ内容については、こちらの販売サイトをご参照ください♪

良い口コミ

まずは良い口コミから。

・薄々わかってはいたが、改めてお医者様に言われると胸にグサグサ突き刺さる。
・朝起きることがいかに重要か、意味のあることかを知ることができた。
・なんとなく知っていたこと、聞いたことのある内容を再確認するのに役立った。
・精神論と病気の両面から書かれており、まぁまぁ興味深い内容だった。
・自分自身の甘さを確認するためにも、定期的に読むべき本だと思う。

悪い口コミ

では次に、悪い口コミについて見てみましょう。

・「早起きが出来る方法論」として読むと拍子抜けするかも。
・同じような本がたくさん出ているので、特に目新しい内容ではない。
・分かってるけど、それができれば苦労はしない。できないから悩んでいるのに・・・。
・心構えへの言及が比較的多く、不眠で本当に悩んでいる人からは反感を買うかも。
・別に買ってまで読むような本では無いと思った。

まとめ

「朝に強い」習慣を手に入れるための鴨下一郎の本『「朝に弱い」が治る本』について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

悪い口コミを見ていると私と同じような意見を持っていらっしゃる方もたくさんいて、正直なところかなりホッとしました(笑)

やはり、「わかっちゃいるけど・・・」という方が多いんですね。

二度寝三度寝って実際とっても気持ち良いですし、朝食よりも何よりも眠りが優先という気持ちは私も大いに共感できます。

私自身、なかなか朝起きられなくてずっと悩んできました。

本作を読んで今までの自分をすべて否定されたような気持ちになり、落ち込んだのも確かです。

しかし、フリーランスの端くれとして生活するようになり、自由に生活できるようになったからこそ朝起きることを強く意識し、夫にも手伝ってもらいながら生活リズムのクセをつけるようにしました。

朝起きられるようになると、それまでとは違った景色が見えることは本作で書かれている通りですし、私もそれを肌で感じています。

もちろん、本作で書かれていることをそのまま真に受ける必要はないし、「自分は意思が弱いダメな人間なんだ・・・」と落ち込む必要もありません。

そして私の実行したやり方を真似する必要もありません。

慣れ親しんだ生活習慣をいきなり変えるのは難しいですから、ぜひ無理のない範囲で、あなたに合ったやり方を見つけて一歩ずつ始めてみてください。

いつの間にかきっとあなたも、「朝に強い」自分になっているかもしれませんよ(^^)

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

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