読者は東大生!?『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』本

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読書ミュージアム館長の秋月春花です♪

本日は、東大生がいちばん読んでいる本として話題の『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』についてレビューしていきます。

井堀利宏『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)

『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』がどういった内容なのか、実際に読んだ感想など、ありのままに綴っていきますね♪

販売業者アマゾンジャパン合同会社
運営責任者ジャスパー・チャン
所在地〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1
電話番号0120-899-543

 

東大生がよく読む『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』の値段と構成および要約

『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』はKADOKAWAより出版されており、お値段は下記の通り(すべて税込)

本の構成については、下記の通りです。

はじめに
第1部 経済学とは何か
第2部 ミクロ経済学
第3部 マクロ経済学
おわりに

大きく分けて3つの部門に分かれており、各部の中でさらに単元ごとに細かく分けて説明されています。

内容を簡単に要約すると、私たちの日常生活とは切っても切れない関係にある経済学について、本のタイトルにある通り「ざっと」学んでいきます。

本の帯によると、本作は東大生によく読まれているようですね。

東大生が読むというからめちゃくちゃ分厚い本なのかなと思っていたら、意外とそうでもなさそうでビックリしました(笑)

尚、図解版の『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』も同社から出版されており、こちらはとっても見やすいカラー入り!

文字がメインの説明よりも図やカラーがあったほうが良いという方は、ぜひチェックしてみて下さいね♪♪

ちなみに値段は、Kindle版が915円(税込)、ハードカバー版が1,018円(税込)です。

『[図解] 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)の購入はこちら。

東大生に読まれている『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』の内容とは?

それでは、東大生にいちばん読まれているという『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』とは一体どんな内容の本なのか、章ごとに簡単にまとめてみました。

第1部 経済学とは何か

文字通り、経済学とは何かについて簡潔にまとめられています。

そもそも経済学とは何なのか、どんな仕組みなのか。

経済学には大きく分けて二つの専門分野(ミクロ経済とマクロ経済)があることなどが述べられています。

第2部 ミクロ経済学

ミクロ経済学とは、家計や企業など、一つ一つの経済主体を中心として経済分析を行う学問のこと。

ミクロ経済学の基本に始まり、消費者や企業の行動パターン、市場の機能と価格メカニズム、所得分配の決まり方、独占や寡占などについて説明されています。

第3部 マクロ経済学

マクロ経済学は、より大きな視点から経済を分析する学問のこと。

マクロ経済学の基本に始まり、GDPの決まり方、マクロ経済主体の行動パターン、財政や金融などの政策、景気対策、インフレとデフレ、経済成長、国際経済などについて説明されています。

東大生でなくても読める?『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』の感想

ここからは、『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』を読んだ感想について書いていきますね。

私自身は、経済学はほぼ素人です。

大学は語学系の専攻だったし、経済学というと数字や図がたくさん出てくるイメージがあって、数学がそもそもニガテな私にとっては経済学はなんとなく取っつきづらい学問という印象でした。

それが災いしてか、テレビのニュースで経済の話題が出てもまったく興味が持てず、すぐにチャンネルを変えてしまっていたんです。

そんな私が、なぜ本作を読もうと思ったか。

理由としては、経済の仕組みや流れをきちんと理解しておきたいなと最近になってようやく思い始めたことが挙げられます。

そのきっかけが、まさに今現在の日本そして世界が闘っているコロナ禍。

コロナ禍によって全世界が経済的ダメージを受けているのはご存知の通りだと思いますが、ではなぜ世界的な問題が経済に影響を及ぼすのか、経済に影響が出ると一体何が問題になるのか、そういったことを知らないままでいることに不安を感じるようになったんです。

そんな中、書店で本作を見つけました。

帯には「東大生がいちばん読んでいる本」と書いてあり、私はそれを「東大生にそんなに人気なら、きっとわかりやすく書かれてるんだろうな」と解釈したんですね。

わかりにくい本よりは、わかりやすい本を選ぶのが人というものですよね?

そしてタイトルに「ざっと学べる」とあったため、初心者でも読めそうかなと思って購入を決めたんです。

結果、その考えは当てはまらず・・・私にとっては非常に難しい内容でした(^^;

「ざっと学べる」という意味では確かにタイトル通りなのですが、ざっとしすぎていて私の頭ではなかなか理解が及ばず・・・。

私がバカなだけなんでしょうけど(^^;

グラフや数式を使っての説明もあるものの、その数式がどんな意味を持つのかといった説明などは省略されています。

ただでさえ数学がニガテな私は、読んでいる途中からもはや読む気をなくしてしまいました(苦笑)

本文の説明も全体的にわかりづらいと感じましたし、本作は初心者向けではなく、大学で経済学を学んでいた人や経済学に対してそれなりに知識がある人向けなのかなというのが率直な感想です。

もちろん、本作を読むこと自体は東大生でなくてもできます(笑)

東大生からの意見もあるかも?『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』の口コミ

Amazonのサイトに『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』に関する口コミが載っていましたので、良い口コミと悪い口コミについて私なりにまとめてみました。

詳しい口コミ内容については、Amazonのサイトをご参照ください♪

なんだか東大生からっぽいな~という意見を探してみるのも面白いかも?

良い口コミ

まずは良い口コミから。

・大学の経済学部の勉強が、文字通り「ざっと」おさらいできる。
・経済の基本がわかりやすく解説されていて、経済の面白さがわかる。
・読了後は、自分でもちょっと頭が良くなったような気がした。
・本書を元にしてさらに他の書籍や情報を学びつつ知識を深めていくのが良いと思う。
・経済学に興味を持つきっかけとしては十分な本かと。

悪い口コミ

では次に、悪い口コミについて見てみましょう。

・経済学部の学生やビジネスに明るい人を対象にしているのががっかり。
・経済学の初学者に対してももっとわかりやすく書いてほしかった。
・当たり前のことが当たり前のように難しく書かれているだけの本。
・実際の経済学はもっと奥が深い。この本で全部を説明することは不可能。
・文章は読みづらい、図もわかりづらい、説明も足りていない。良いとこナシ。

まとめ

東大生がいちばん読んでいる本として話題の『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

口コミを見ていると、良いのと悪いのとが両極端な印象を受けます。

そこから得られる結論として、本作はかなり人を選ぶと言えるでしょう。

タイトルの「ざっと学べる」という部分だけを切り取ると経済学の初学者でも理解しやすそうな印象を受けるのですが、実際のところ入門書としては向いていません。

経済学はほぼ素人同然の私も経済学の入門書として本書を手に取ってみたものの、正直なところ「わかりやすい」とはとても言えないです(^^;

贅沢を言うと、専門用語の解説とか、数式や図の意味をもっと丁寧に説明してほしかったですね。

まぁでも、それをやってしまうと「ざっと学べる」というタイトルの意味がなくなってしまうんでしょうけど・・・。

ちなみに「東大生がいちばん読んでいる本」というのは本作の帯に書かれている文章で、私はその意味を「わかりやすいからよく読まれているのでは」と捉えました。

しかし今思うと、「東大生がいちばん読んでいる本」というのは、東大生レベルなら理解できるよという意味なのかもしれません。

もしそうだとすると、購入する人も自然と限られてしまいますよね(^^;

私の考えがひねくれているだけかもしれませんが・・・ネガティブですみません(苦笑)

以上のことから、本作は初心者には正直なところオススメできません。

大学で経済学を学んでいた方や、経済学の知識をある程度持っている方であれば、さっくり学び直したいときに手に取りやすいのかなと思いました。

興味があれば、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

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