読書ミュージアム館長の秋月春花です♪
本日は、「楽しいから始まる学び」をコンセプトに活躍するQuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』についてレビューしていきます。
『東大脳クイズ』がどういった内容なのか、実際に読んだ感想など、ありのままに綴っていきますね♪
販売業者 | 大日本印刷株式会社 |
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運営責任者 | 田宮 幸彦 |
所在地 | 〒141-8001 東京都品川区西五反田3-5-20 |
電話番号 | 0120-29-1815 |
QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』の値段と構成および概要
QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』は三笠書房より出版されており、値段は税込814円です(※販売は文庫版のみ)
本の構成については、下記の通り。
STAGE 1 スポーツ (出題者:須貝駿貴)
STAGE 2 カルチャー (出題者:河村拓哉)
STAGE 3 理系 (出題者:ふくらP)
STAGE 4 ことば・文学 (出題者:山本祥彰)
STAGE 5 社会 (出題者:こうちゃん)
STAGE 6 トレンド (出題者:伊沢拓司)
STAGE 7 イラスト・写真(出題者:山本祥彰)
STAGE 8 ライフ (出題者:こうちゃん)
STAGE 9 ノンジャンル (出題者:伊沢拓司)
おわりに
STAGEごとに異なるジャンルの問題が全部で348問あり、奇数ページに問題、偶数ページに解答が載っています。
解答ページにはメンバーによる一言解説も載っており、より楽しめる仕様に!
概要について簡単に述べると、様々な媒体で活躍中のQuizKnockの主要メンバーが9つにジャンル分けされたクイズをお届けする娯楽本、といったところでしょうか。
『東大脳クイズ』の著者はQuizKnock(クイズノック)
『東大脳クイズ』の著者は、様々な媒体で「学び」を展開する集団・QuizKnock(クイズノック)。
QuizKnockとは、一体何者なのか――簡単に書いてみますね(以下、敬称略)
2016年にクイズプレイヤーの伊沢拓司と東京大学クイズ研究会の有志によって立ち上げられ、クイズを題材としたWEBメディアを展開。
2017年からはYou Tuberとしての活動も開始し、メンバーによる様々なクイズや謎解きを中心とした動画投稿が大きな反響を呼びました。
2019年に株式会社QuizKnockとして法人化し、CEOに伊沢拓司が就任。
「楽しいから始まる学び」 や「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」 をコンセプトとしており、伊沢拓司をはじめ各メンバーもテレビ出演を果たすなど、活躍の場を広げています。
また、コラボカフェの開催や公式ツイッターの開設など、その人気はとどまるところを知らず、メンバー一人ひとりが大きな存在感を示していることでも話題になっています。
QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』の内容
では、そんなQuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』とは一体どのような内容なのでしょうか。
章ごとに簡単にまとめてみました。
STAGE 1 スポーツ(出題者:須貝駿貴)
ルールや歴史、選手名やスポーツ用語など、スポーツに関するありとあらゆる問題の中から37問を出題。
スポーツが好きな方にとっては、自分の知識を大きく広げるチャンス!
もちろんスポーツに馴染みがない方にとっても、スポーツに興味を持つきっかけとしてここでのクイズから入ってみるのもアリかもしれません。
現代の「スポーツ王」を目指し、ぜひ全問正解を狙ってみてくださいね!
STAGE 2 カルチャー(出題者:河村拓哉)
音楽、絵画、演劇、ドラマ、漫画、神話など、カルチャーに関するありとあらゆる問題の中から35問を出題。
一口にカルチャーと言ってもそのジャンルは多岐にわたり、それぞれ一言ではとても説明できないような奥深さを持っています。
もちろん、上記に挙げた以外のジャンルからも出題されており、カルチャーがいかに昔から親しまれてきたか、そして私たちの生活の一部になっているかがわかりますね。
目指すは「文化人」、持てる知識をフル活用して、教養を身に付けてくださいね(^^)
STAGE 3 理系(出題者:ふくらP)
地球や宇宙、数学、科学など、理系全般の中から40問を出題。
理系学問は得意不得意がハッキリと分かれるので、ニガテな方にとってはとっつきづらいジャンルかもしれません。
しかし、これはあくまでクイズ――教科書で習ったことも出てくるので、理系学問はイヤだなとあまり身構えずにチャレンジしてみてください。
ぜひあなたもクイズ界の「ハカセ」を目指し、理系の世界へ船出してみましょう!
STAGE 4 ことば・文学(出題者:山本祥彰)
ことわざ、文学、故事成語、文法など、ことばや文学に関するありとあらゆる問題の中から43問を出題。
ことわざや故事成語は日常会話の中でもなかなか使う機会がないですし、意味を間違って覚えている場合も少なくありません。
日本語もどんどん乱れつつある今、ここでのクイズを通して改めて「ことば」の持つ意味や日本語の使い方を見つめ直すことは、とても重要なことだと思います。
「完全無欠」を目指し、ことば力を磨きましょう!
STAGE 5 社会(出題者:こうちゃん)
地理、歴史、政治、経済など、社会全般の中から40問を出題。
地理は得意だけど歴史はニガテ、世界史は好きだけど日本史はニガテ・・・そんな話をあちこちで聞くように、このジャンルも好き嫌いが分かれる学問ですね。
世界がますます身近に感じられるようになった現代だからこそ、自国のことも世界のことも一緒に知っていくことが大切なのではないでしょうか。
「社会を知り尽くしている自分」になるために、あなたも今日からニガテ分野の克服にチャレンジしてみましょう!
STAGE 6 トレンド(出題者:伊沢拓司)
若者の間での流行りや流行語、ホットな話題などから41問を出題。
流行にばかり囚われて周りが見えなくなるのも良くないですが、かといって流行を知らなさすぎるのも、なんだか世間から取り残されてしまった感じがしますよね。
世の中のトレンドがめまぐるしく変遷するように、クイズと向き合う上でも知識のアップデートは常に必要です。
「オールタイムの知識人」を目指すべく、世の中のトレンドに目を向けるクセをつけましょう!
STAGE 7 イラスト・写真(出題者:山本祥彰)
イラストや写真を使った問題を29問出題。
イラストや写真を見て答える問題なので易しめかなと油断しそうになりますが、その淡い期待は見事に裏切られるのでご注意を(笑)
日本人なら知っておくべき常識問題から、そんな知識いつ使うの!?と思わず叫びたくなるような超マニアックな問題まで、クイズ好きの心をくすぐります。
「クイズ王」の称号獲得を目指し、ぜひ全問正解を狙いましょう!
STAGE 8 ライフ(出題者:こうちゃん)
日常生活や身の回りのこと・ものに関する問題の中から41問を出題。
知っていそうで意外と知らないこと・ものは、私たちの日常の中にたくさんあふれています。
別に知ったからと言ってどうなるわけでもないんだけど、でもどんな知識も知っておいて損はないですし、会話が途絶えたときの糸口として思わぬ役に立つときが来るかもしれませんよ(^^)
目指すは「キングオブライフ」、身の回りの雑学を咄嗟の時に役立てられる自分になりましょう!
STAGE 9 ノンジャンル(出題者:伊沢拓司)
STAGE 1からSTAGE 8までの各ジャンルにおさまりきらなかった範囲の中から42問を出題。
どんな場面にも、「知」はそこらじゅうに転がっています。
その「知」をどう拾い上げ、自分のものにしていくか。
知らないからこそ知りたくなる、知っているからこそもっと知りたくなる――「知」への飽くなき探究心を育み、もっと楽しく人生を生きていきましょう!
QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』を読んだ感想
ここからは、QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』を読んだ感想について書きますね。
その前に、まずは私がQuizKnockを知ったきっかけから。
私自身もともとクイズ番組が好きで、昔から番組が始まる頃には必ずテレビの前に座ってスタンバイしていたものです。
私が子供の頃だと「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」とか「マジカル頭脳パワー!!」とかよく観ていました(わかる方います・・・?)
今だと「ネプリーグ」、「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」などでしょうか。
そして・・・忘れちゃいけない「東大王」ですね。
私が伊沢拓司を最初に知ったのは、この「東大王」でした。
そこからQuizKnockの存在を知り、You Tubeチャンネルにももちろん登録しましたし、今日の今日まで楽しませてもらっています(^^)
さて、本作『東大脳クイズ』。
もともとクイズ好きなこともあってか、本作はとても面白く読むことができました!
私にもやはり得意ジャンル不得意ジャンルはあるので、正答数の差がスゴいことに・・・(^^;
私の場合、スポーツや理系は全然ダメだけど、カルチャー、ことば・文学はダントツで良かったです(笑)
理系はやはり難しい・・・私はそもそも数字が大嫌いな人間なので、理系と聞いただけで「うぇっ」となってしまいますね。
でもクイズ形式で問題を出されると学校のテストみたいな変な緊張感もないし、遊び感覚で知識を身に付けていけるのが本作の良いところだなと思います(^^)
あと、本作は「東大生正解率」というのが全ての問題についていて、これがけっこう面白いんです!
東大生正解率が低い、特に「0%」の問題に自分が正解したときは、なんとも言えない気持ちよさに浸れますね(笑)
ジャンルが豊富なので飽きることもないですし、家族や友人どうしで問題を出し合うなどするのも楽しいかもしれません。
QuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』の口コミ
読書レビューサイトにQuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』に関する口コミが載っていましたので、良い口コミと悪い口コミについて私なりにまとめてみました。
(※一部Amazonの口コミも含みます)
詳しい口コミ内容については、こちらの読書レビューサイトをご参照ください♪
良い口コミ
まずは良い口コミから。
・知らないことを知ることができるし、解説を読むともっと知りたくなる。
・STAGEごとにコメントのクセがあり、ファン心をとってもくすぐられる。
・サクサク解けるので、ちょっとした移動時間に読むのにもピッタリ。
・簡単なものから難しいものまで幅広い難易度の問題があるので楽しめる。
悪い口コミ
では次に、悪い口コミについて見てみましょう。
・問題の難易度が全体的に高めなのと値段も高いので、コスパ的に疑問が残る。
・ヒマ潰しとしては良いかもしれないが、二回目以降も読み返したいとは思わない。
まとめ
「楽しいから始まる学び」をコンセプトに活躍するQuizKnock(クイズノック)の本『東大脳クイズ』について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
口コミを見ていると、「楽しく読めた」という意見が圧倒的に多かったです。
QuizKnockのファンの方もたくさんいらっしゃるようで、ファンならではの目線で楽しむことができるのも、本作の魅力の一つと言えそうですね(^^)
そんな私自身も、クイズが好きな人間です。
様々なジャンルから出題される本作はとっても勉強になりましたし、自分の知らない世界への「知の扉」が開かれたことで、もっといろんなことを学びたいと思えるようになりました。
こう書くと、「世の中、知識だけがすべてじゃない」と言う方もいらっしゃるでしょう。
「頭が良い(学歴がある)ヤツは威張っているのが多いから良いイメージが無い」とか、様々な意見があることは承知しています。
もちろん、知識だけがすべてではないし、人間の真価は学歴だけで決まるものではありません。
でも、知識を得る――「学ぶ」って、素晴らしいことだと思いませんか?
「頭が良いから」、「一流大学を出ているから」――そうやって威張り散らす人間は、確かに私もたくさん見てきました。
しかし、本当に頭の良い人というのは誰かから言われなくても常に自分から知識を求めていくものだし、わざわざ学歴を自慢して威張り散らすようなこともしません。
人間の真価とは、学ぼうとする向上の心を常に忘れず、謙虚に生きる人の姿にこそ発揮されるのではないでしょうか。
少し話が逸れました。
本作は移動時間などのちょっとしたスキマ時間でも有効利用できますし、家族や友人どうしで問題を出し合うなどの楽しみ方もあります。
クイズに馴染みがない方も、これまであまり積極的に「知」に関わってこなかった方も、本作をきっかけにしてぜひ「知の扉」を開いてみてください。
きっと新しい自分に出会えること間違いなしですよ(^^)
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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪
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