『半沢直樹』シリーズであなたも世間に「倍返し」!?

日本文学

読書ミュージアム館長の秋月春花です♪

本日は、「倍返しだ!」のフレーズで社会現象を巻き起こした『半沢直樹』シリーズについてレビューしていきます。

『半沢直樹』シリーズがどういった作品なのか、実際に読んだ感想など、ありのままに綴っていきたいと思います♪

販売業者大日本印刷株式会社
運営責任者田宮 幸彦
所在地〒141-8001 東京都品川区西五反田3-5-20
電話番号0120-29-1815

『半沢直樹』シリーズの金額と構成および概要

『半沢直樹』シリーズは文藝春秋と講談社より文庫版が出ています。

現在4つの作品がシリーズとして出版されており、金額はすべて税込で下記の通りです。

物語の構成については、1冊あたりだいたい8~9章に分けられています。

概要を簡単に述べると、銀行を舞台に繰り広げられる企業エンタメ小説です。

ちなみに、電子書籍版にて4冊合本版が出ており、金額は1冊ずつ買うよりダンゼンお得な税込2,852円!

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『半沢直樹』シリーズの作者

『半沢直樹』シリーズの作者は、1963年岐阜県出身の作家・池井戸潤です(敬称略)

元銀行員であり、金融界や経済界を舞台にした小説を多く描いています。

その目的は会社や銀行という「組織」ではなく、そこで働く「生きている人間」を描くことであり、登場人物へのリスペクトの念をもって創作しているようです。

本作の他に有名な作品としては、『空飛ぶタイヤ』、『民王』、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『下町ロケット』シリーズなどでしょうか。

ドラマ化された作品が多いので、本を読んだことはないけどTVで観たことがあるという方も多いのではないかと。

本作『半沢直樹』シリーズもまた堺雅人さん主演によって二度ドラマ化されており、主人公である半沢直樹の「倍返しだ!」のフレーズは社会現象にまでなりました。

『半沢直樹』シリーズの内容

『半沢直樹』シリーズは銀行を舞台にした企業エンタメ小説であり、その内容については、主人公である半沢直樹の奮闘を描いています。

すでにドラマを観た方であればご存知かと思いますが、一言でいうならば「勧善懲悪モノ」という言葉がピッタリ当てはまるような作品です。

登場人物

ここで、『半沢直樹』シリーズの登場人物について簡単に説明しておきましょう。

※役職名については初登場時のものを記載しています。

・半沢直樹:東京中央銀行大阪西支店融資課長。本作の主人公。
・渡真利忍:東京中央銀行融資部企画グループ調査役。半沢の同期。
・近藤直弼:東京中央銀行大阪事務所システム部分室調査役。半沢の同期。
・中野渡謙:東京中央銀行頭取。

半沢と敵対する人物は下記の通りです。

・浅野匡:東京中央銀行大阪西支店長。
・大和田暁:東京中央銀行常務。
・伊佐山泰二:東京中央銀行証券営業部長。
・紀本平八:東京中央銀行債権管理担当常務取締役。

もちろん、上記の他にもまだまだたくさん出てきます。

銀行以外の企業や人物も登場するので、人間関係を把握するのに少し時間がかかるかもしれません。

あらすじ

『半沢直樹』シリーズのあらすじについてネタバレなしで簡潔に書いてみますね。

半沢直樹はバブル期に大手銀行に入行したバンカー。

5億円の債権回収、老舗ホテルの再建、IT企業買収、巨大航空会社の再建などを任されることになった半沢ですが、そこには銀行や管理職たちの思惑が複雑に絡み合っていました。

調査を進める中で徐々に明らかになっていく不正と、不正が表沙汰になることをなんとしても避けたい管理職たち。

大きな権力などものともせず己の信じる正義のために闘う半沢は、果たして最後に勝利を飾ることができるのでしょうか――。

『半沢直樹』シリーズを読んだ感想

ここからは『半沢直樹』シリーズを読んだ感想について書きますね。

『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』の4冊は、主人公の「倍返しだ!」のフレーズにより一世を風靡したドラマ『半沢直樹』の原作です。

私は最初にドラマ化されたものは観ていなかったのですが、第二期のドラマは夫と一緒に毎週欠かさず観ていました。

その上で読む原作、やはり半沢直樹は原作でも「倍返し」で、次々と不正を暴いていく様は本当に痛快でしたし、面白かったです!

マイナスな点があるとすれば、やはり登場人物のイメージがどうしてもドラマの役者さんとイコールになってしまうことでしょうか。

半沢直樹はやっぱり堺雅人さんの顔で出てくるし、大和田常務はどうしても香川照之さんが思い浮かびます(笑)

また、原作ではドラマほど「倍返しだ!」というフレーズは出てこないので、ドラマで放送されていたような進行を期待している方にとっては少々物足りなく感じるかもしれません。

『半沢直樹』シリーズの口コミ

読書レビューサイトに『半沢直樹』シリーズに関する口コミが載っていましたので、良い口コミと悪い口コミについて私なりにまとめてみました。

詳しい口コミ内容については、こちらの読書レビューサイトをご参照ください♪

良い口コミ

まずは良い口コミから。

・敵も敵なりに苦悩しているという心理描写がドラマに比べて丁寧だったのが意外。
・不条理ばかりの世の中でうだつが上がらないサラリーマンに元気をくれる作品。
・経済小説というだけで苦手意識があったが、思っていたより読みやすく面白かった。
・様々な登場人物たちの思惑は読み応えがあった。
・働くということ、自分は何を目指して仕事をするのかということを考えさせられた。
・ドラマのようなおふざけが原作には無いので、それが良さでもあると思う。

悪い口コミ

では次に、悪い口コミについて見てみましょう。

・金融系の馴染みの無い言葉がたくさん出てくるので難しい。
・確かに勧善懲悪で読んでいて痛快ではあるのだが、実際こんな職場環境だったら嫌だ。
・半沢の仕事時の会話が喧嘩腰で呆れてしまった。
・実際、半沢のような社員がいると会社側としては大変だと思う。
・悪役は悪役、正義は正義。何のひねりもなく、思った通りの展開で退屈だった。
・スカッとはさせてくれるものの、銀行員以外の人が読んでも面白いのだろうか。

まとめ

本日は、「倍返しだ!」のフレーズが話題にもなった小説『半沢直樹』シリーズについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

口コミを眺めていると、やはり「面白かった」「半沢の活躍ぶりがすごい」といった言葉が圧倒的に多い印象を受けます。

どんなに周囲が敵だらけでも自分の信念を貫く半沢の姿には鬼気迫るものがありましたし、悪役が次々とやられていく様子は読者としても気持ちがスカッとしました。

一方で、「半沢みたいな社員が本当に職場にいたら嫌だ」「シリーズのどの作品も同じような展開で面白味がない」といったネガティブな口コミも散見されます。

確かに、実際こういう人物がいたら会社に行くこと自体イヤになってしまうでしょうね(苦笑)

展開がどの作品も同じというのも、シリーズになっている以上ある程度は仕方の無いこととはいえ、最初に悪役として出てきた人物はそのままずっと悪役なので、誰がやられるのか先が読めてしまうという意味では物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

この本では物語の舞台を銀行としていますが、本の中で触れられる管理職や会社にはびこる不正については、きっとどこの組織にも当てはまることだと思います。

仮に会社の人間が不正をしていることに気付いたとしたら自分だったらどうするかと考えたら・・・私は言えないような気がします。

きっちり指摘して断固闘うのが当然だろうがッ!!

とか言えたらカッコいいんですけどね(苦笑)

小心者だし、臆病な人間なので・・・たとえ闘おうという気持ちがあったとしても、いざとなると自分が傷つくのが怖いし、周りに敵を作ってしまうのが嫌で、きっと何もできないと思います。

もちろん本当だったらきちんと指摘するのが正解には違いないですが、それができるほど自分が仕事ができるかと言われたら私は全然仕事もできないし、「言ったところで何が変わるわけでもない」という諦めの気持ちもどこかにあります・・・。

でも、半沢のように組織の不正に対して真っ向から勝負を挑める人って、この実社会の中で果たしてどれくらいいるのでしょうか。

周りに敵がどれだけいようが立場がどれだけ危うくなろうが、それでも自分の正義を貫くことができるのは本当にすごいことですし、それが本来あるべき姿だとは思うものの、組織という枠の中で生きていくために何を一番大事にするかというのは人それぞれ違いますし、誰もがみんな半沢のように真っ向勝負を挑めるわけではありません。

この小説そしてドラマがこれほどの人気を博したのも、現実にはなかなかできないこと(不正を暴露して悪と闘うこと)を半沢に託す気持ちがあったからこそではないでしょうか。

誤解のないように言っておくと、私は何も不正を見逃せと言っているわけではないし、その不正によって一部の人間だけが私腹を肥やし真面目な人たちが報われない世の中なんて理不尽すぎるし、悪い人間はきちんと裁かれるべきだと考えています。

結論として、『半沢直樹』シリーズは組織の在り方とか会社員としての働き方などについて深く考えさせてくれる小説であると言えるでしょう。

本作は会社という組織で働いている方にとっては共感できる部分もたくさんあると思いますし、社会の不条理を嘆く方や仕事について悩んでいる方、世間に対して「倍返し」したい方(笑)、そして勧善懲悪モノが好きな方にとっては、非常にオススメな作品です。

興味があれば、ぜひ一度手にとってみてくださいね(^^)

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以上、読書ミュージアム館長の秋月春花がお送りしました♪

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